2010年度の政府情報システムの運用コストは約3900億円
2010-10-08

総務省の調査では、2010年度の政府情報システムの運用コストは約3900億円に上る。検討会は、「メーンフレーム」と呼ばれる事業者独自の仕様で開発された大型コンピュータシステムの廃止と刷新などにより、2020年までに政府全体の運用コストの半減を目指す。

 地方も含めた中央省庁の2059の情報システムのうち、メーンフレームによるシステムは外国人の出入国情報や年金業務関係など94種類ある。一度導入されると維持・管理は特定の事業者に固定される傾向が強く、コスト高の要因になっている。